[穴窯を焚きました!!]

by 李怜研

平成16年11月初旬、沼津「あしたか芸術村」の貸し穴窯で五日間焚いて来ました。

参加者は、大内、吉良、島本、鈴木、高橋、高村、本橋、山口、他1名の面々、そして元会員で有られた住友さんも遺作成形品で参加されました。

詰め込んだ作品は352kg、窯には未だ余裕がありました。
焚いた材木は堅木・松材合わせて8パレットを4.5昼夜でたき、翌日は窯場見学旅行に常滑へ出かける、忙しい人もいました。

穴窯ですから、思わぬ焼き上がりに悲喜交々、年初めの作品展で各人の作品と思いを直接制作者からお聞き下さい。
会場で御待ちしております。
                      

あしたか芸術村の貸し窯では「小」とされるもの

入り口一番目は「穴窯」で、その奥に「機密室」があり備前土でゴマ、ザンギリがとれます。三番目が「登り」になっており、それぞれ横に焚き口が付いています。


穴窯の技術に関してお話をしたいとは思いますが・・・
 一般論を書くのは意味がありませんし、と言って具体的には窯それぞれの癖があり、焚くたびに出来が違ってくるのでなんと書けばよいのやら。
 電気窯と違って気まぐれな所を楽しむつもりで無いと、付き合えないかもしれません。
 趣味でやるなら、自分で体験して次の期待に夢を持つのが一番の楽しみかもしれません。
  結局、穴窯は技術情報より自己納得かもしれません。


詰め込み前の作品群 全部で352kg 詰めこんだ窯の内部 火前はまだ充分余裕があります。
400kgは入りそうです。
1250℃達成  イェーイ 焚き上がった窯の内部 期待を込めて蓋を開けます。
一番の楽しみではありますが…